資料写真(天津日報)
【新華社天津8月13日】華北、西北の10一級行政区(省・自治区)の住民2億6000万人を対象とする中国北部最大の食糧油脂総合加工基地、中糧天津糧油プロジェクト(1期)が12日、天津市浜海新区臨港経済区で正式稼動した。
中糧天津糧油プロジェクトは、総合的糧油産業パークの基準に基づいて建設された物流、倉庫、加工を一体化した重要な糧油加工基地で、投資総額は40億元、敷地面積は30万平方メートル。食糧加工能力は600万トン、倉庫貯蔵能力は60万トンで、華北と西北の10一級行政区の住民2億6000万人に、年間230万トンの植物タンパク、90万トンの食用油を供給することができる。
着工は2009年4月28日で、総合計画を策定し、2期に分けて建設する方式をとった。1期プロジェクトでは、10万トン級の埠頭、12万トンの原料倉庫、10万トンのオイルタンク、1日当たり処理能力4000トンの搾油作物圧搾工場と付属施設を建設した。年間132万トンの食糧原料を加工処理できる。2期プロジェクトは建設中で、1日当たり処理能力3400トンの油脂加工生産ラインと4万8000トンのオイルタンクを建設する。完成は今年10月。