アメリカ国債格下げの影響が、ヨーロッパにも及び、現在まだトリプルAを維持しているフランスでも、不安が広がっている。フランスの民間調査機構が13日に発表した調査結果によると、フランスの財政赤字と公共債務問題に懸念を持つ国民は、去年初めの4割から現在8割以上に増えた。それによると82%のフランス人が現在の財政赤字と公共債務問題に不安を持っているということだ。
この調査は、合わせて1000人余りのフランス人を対象に行われた。また、フランス国家統計と経済研究所が12日に発表したデータによると、今年第2四半期のフランス経済はゼロ成長だった。
「中国国際放送局 日本語部」より 2011年8月14日