中国政府が香港金融機関による中国内陸部証券市場投資及び内陸部での香港株連動投資信託(ETF)の販売を許可することになった。
市場で期待されていた「人民元QFII」と「香港株連動ETF」の中国内陸部でのスタートが、ついに中国政府によって確認された。これは中国内陸部と香港資本市場の双方向開放がいよいよ実現することを意味している。
中国の李克強国務院副総理は17日、香港特別行政区が主催した「第12次五カ年計画および内陸部・香港間経済貿易発展フォーラム」に出席し、中央政府による香港発展の促進に関する一連の新政策を発表した。中では、香港金融機関の人民元建て内陸部証券投資(初期枠200億元)と香港株連動ETFの内陸部での発売は注目を集めている。