今では生活日常品として、ガラス製品はなにも珍しいものではないが、外国の市場で好評ならば、その身分は一段と高まる。山東省沂源県の嘉麗軽工業品有限公司にその奇跡が訪れた。
同公司は04年、南麻鎮古泉村の劉孟棟さんらが300万元を共同出資して設立した生産拠点。「西側諸国を視察した際、市民の間にクリスマスやイースターといった祝日に、工芸品などをお互いにプレゼントして気持ちを伝える習慣があるのを知った。なかでも中国の小工芸品は人気があり、帰国後、ガラスの器やお皿に着目して、ガラス工芸品会社を立ち上げた」と劉さん。製品は高級感があり、耐熱耐圧。配色や色絵などはすべて手作業で行っており、装飾効果は高い。
民族色に富んだガラス工芸品は外国の消費者の心をつかみ続けている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2011年8月19日