アジアの電子産業:薄れていく日本のリーダー的存在感

アジアの電子産業:薄れていく日本のリーダー的存在感。

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発信時間: 2011-08-19 09:43:29 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

赤字決算 大地震の影響大

日本の大手電子機器メーカー8社の第1四半期決算を見ると、ほぼすべてが巨額赤字か大幅減益となっており、2008年の金融危機発生時よりも悪化した業績が明るみになった。パナソニック、東芝、日立、ソニーなどすべてが巨額赤字か大幅減益の憂き目に遭っている。3月11日に発生した東日本大震災は、日本の家電メーカーに深い爪痕を残している。

アジアにおける電機産業 変わる位置づけ

家電産業に詳しいエコノミストの洪仕斌氏は「地震が発生する前から、日本の家電メーカーは競争の激しいグローバル市場から徐々に追い出されつつある状態にあった。遅かれ早かれそうなるだろう」と述べている。今、日本の電子機器メーカーは、商品ラインナップにおいて米アップルなどの米国企業と市場を争えず、競争の激しい中国市場からも弾き飛ばされ、どっちつかずの状態で彷徨っている状態である。

 

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