「多くの要因により、日本の債務対GDP比の増加傾向が弱まりを見せないことが、格下げに踏み切った直接な原因」とムーディーズは指摘している。
ただ、日本の投資家は自国国債を好み、日本政府は財政赤字に対し世界最低水準の金利による資金調達ができるとして、今後の日本国債の格付け見通しについては、「安定的」としている。
日本財務省の統計データでは、今年第2四半期までに、日本の国債、借入金と政府短期証券を含めた日本の債務総額は史上最高の943兆8100億円に膨らみ、GDPの2倍以上となっている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2011年8月24日