中国湖北省武漢市を訪問している日本貿易振興機構(ジェトロ)東京本部の齋藤雅信海外企業支援・知的財産部海外投資課長一行は24日、同市の尹維真・副市長と面会し、経済貿易協力と交流をより強化することで一致した。「長江日報」が伝えた。
面会に先立ち、一行は武漢新港の陽邏・白滸山の各港区ふ頭、産業パーク計画の建設状況を視察、武漢新港の総体計画のほか、陽邏新都心発展戦略性計画の紹介に耳を傾け、日本企業の武漢への投資促進に強い関心を示した。
ジェトロは日本政府が出資・設立、日本と海外の間の貿易・投資の促進、さらに企業間のビジネスパートナーシップの強化に尽力しており、中国では武漢以外に、北京、上海、広州、香港など代表事務所7カ所をすでに開設している。武漢には100社以上の日本企業が投資、生産拠点を設立、昨年末現在、武漢に投資した日本企業は222社、投資総額64億ドル、外資利用額(実行ベース)23億7600万ドルに達し、ホンダ、日産、東芝など世界500社に名を連ねる多くの日本企業が武漢で投資・発展している。
「人民網日本語版」2011年8月25日