国内の川下企業だけでなく、国外企業も様子見ムードに入っている。中ロ稀土(江蘇)有限公司の関係者は、ここ数カ月、活発だった日本の得意先からの買付けが突然減り、このような方式で検討される中国のレアアース価格は低下する可能性もあると漏らした。
また、「9月が近づき、レアアース業界はよい時期を迎えるはずだったのに、不振状態となっている」と述べる同関係者は、市場の今後の動き、特に需要が順調に回復するかを心配している。
レアアースの専門家は、「レアアース業は現在、最も苦しく敏感な時期に来ているが、価格の動きについてはまだ観察が必要だ」との見解を示した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2011年8月26日