【新華社北京8月27日】中国各地は第12次5カ年計画(2011~15年)期間中に2600キロの地下鉄とライトレール交通(LRT)システムを建設する計画で、建設投資規模は1兆2700億元に達する見込み。今年8月までに全国の大多数の地区が第12次5カ年計画要綱の中で都市間軌道交通システム発展計画と路線を確定している。そのうちの10地区の都市間軌道交通システム建設計画は、すでに関係部門の承認を得ている。国家発展改革委員会総合運輸研究所計画研究センターの張江宇副主任は「今後数年間、中国の都市軌道交通システムの総延長は大幅に増えるだろう」と語った。
今年の8月までに完成した中国の軌道交通システムの総延長は1568キロ、路線は50本、営業駅は995カ所。また全国の30都市の軌道交通システム建設計画がこのほど、関係部門の認可を得ている。そのうちの20都市は建設規模を見直し、拡大した。
上海申通軌道交通研究諮詢有限公司の傅徳明氏も次のように説明している。中国の軌道交通システム総延長が世界の軌道交通総延長に占める比率は現在が13%で、2020年までに15%に増える。