世界的なコンサルティング会社ボストン・コンサルティング・グループ(BCG)は8月31日に発表したレポートで、中国の消費者ローンは現在の7兆元から今後5年間で21兆元に激増すると予測し、急速な成長を遂げている中国の消費者金融サービス市場には大きな将来性が潜んでいるとの見方を示した。
経済成長と政府の支援策により、中国の住宅ローン、クレジットカード、自動車ローンと無担保ローンはここ数年、力強い伸びを示している。2005年から2010年まで、消費者ローン残高は年平均29 %の速さで増加し、現在その規模は7兆元に上る。
BCGは、中国の消費者金融サービス市場は今後5年間、年平均24%の伸び率を維持し、2015年の中国の消費者ローン残高は21 兆元になると見込んでいる。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2011年9月1日