OKIの展示ブース
OKIの展示ブースのスタッフによると、「FP21X」は、低抗磁力と高抗磁力の両方に対応した兼用磁気ヘッドを標準搭載する。また、縦バーとタイミング付横バーの両方で通帳上のバーコードを読み取り、頁誤挿入を防止することができる。
「FP21X」は従来機種と比べて処理時間が短く、信頼性が高いことが特徴。新しく採用した技術は印字の質を高めただけでなく、高速化を実現し、銀行システムで使用するプリンタの「ユーティリティープレイヤー」と称するにふさわしい。
また、新機種の印字ヘッドからセンサ、モータなどの電子部品、電源、頁読み取りモジュールなどの主要部品、さらに最終製品まで、全てが自社開発・製造されたものだ。130年の歴史を持つ実績ある企業が受け継いできた一貫した企業文化と理念からは、絶えずまい進する姿勢がうかがえる。
自動端末組み込みタイプの通帳プリンタのラインナップを強化することを目的として開発された新機種「FP21X」は、今年12月に中国市場で販売される予定。