また、中国政府が海外投資の審査認可手続きを大幅に簡素化したことなどが、対外投資の良質で急速な発展を促すことになろうとの考えを示した。
中国では、対外投資協力に従事する専門的な人材も育ってきている。
范副会長は次のように述べた。多国籍企業が中国の対外投資協力の主力になっており、専門化、集約化、規模化された一群の多国籍企業が育っている。「フォーチュン」が発表する世界の大企業500社に入っている中国企業は、2000年時点でわずか9社だったが、2011年までに61社に増えている。これらの大型多国籍企業は、海外投資を行っている多くの中国企業と同じように、中国の対外投資の主力になっている。
(新華網日本語)2011年9月3日