工業情報化部運行監測協調査局の高素梅副局長が、5日に開催された第7回南京ソフトウェア博覧会で、1-7月の中国のソフトウェア業界の売上高が前年同期比約30%増の9588億元に達したことを明らかにした。現在の状況では、年間を通し中国ソフトウェア産業の比較的速い成長が維持できる見通し。
第7回期南京ソフトウェア博覧会の重要なイベントとして、中国ソフトウェア業界協会と南京市人民政府が共催の2011中国ソフトウェア産業発展と企業革新ハイレベルフォーラムが5日、南京で開催された。
高素梅副局長は同高素梅はフォーラムで、「現在のソフトウェア業界の現状と直面する様相」をテーマにスピーチを行い、2011年の中国のソフトウェア産業の運営状況や中国のソフトウェア産業の発展を取り巻く環境について見解を述べた。
統計データでは、今年1-7月期に、中国のソフトウェア業界の売上高が前年同期比29.6%増となった。伸び率は昨年同じ時期を0.6ポイントを上回った。7月単月の売上高は1523億元で同31.4%増、昨年同じ時期を2.9ポイントを上回った。
高素梅副局長は年間伸び率を約28%に達すると予想し、2011年の中国のソフトウェア業界が年間通して堅調な伸びを維持するとの見方を示している。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2011年9月6日