世界四大会計事務所(Big Four)の一つ、デロイト・トウシュ・トーマツ(本社ニューヨーク)は5日、中国の香港、マカオ、台湾、大陸部の企業が2005年1月1日から2011年6月30日の期間に行ったすべての海外交易をまとめた報告書を発表した。これら中国系企業による海外M&A(合併と買収)の件数と金額が世界全体に占める割合は2005年の0.5%から2011年上半期には約1.3%に増加したという。中国紙「京華時報」が報じた。
報告書によると、中国系企業による海外M&Aの規模は、2010年に過去最高の総額620億ドル(前年比157%増)を記録。2011年上半期の交易総額も170億ドル(約1兆3090億円)に達している。
「人民網日本語版」2011年9月7日