また、向こう20年、中国は世界の再生可能エネルギーによる発電量の増加分の23%を占めると予想。発電量の増加分のうち、半分近くの47万キロワットが風力、水力、太陽光などの再生可能エネルギーによる発電になる見通し。これはドイツの発電総量の3倍以上に相当する。同時期の中国が世界の水力発電の設備容量に占める割合は32%、風力発電は26%、原子力発電は47%になる。
マッキンゼーは、中国は2050年まで石炭消費大国であり続け、世界の消費量の半分近くを占めるが、向こう20年で世界の原子力発電や再生可能エネルギーの発展と投資をリードするようになると見ている。
マッキンゼーの上海事務所ベテラン取締役、世界エネルギー・材料コンサルタント業務責任者の徐浩洵氏は、「中国は世界の再生可能エネルギー業をリードし、国内外の企業に吸引力と投資のチャンスをもたらすようになる」と述べた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2011年9月23日