中国は2015年までの5年間に2兆元(1元=約12円)を投じ、低炭素経済の促進をはかる。国家発展・改革委員会の解振華副主任が明らかにした。25日付中国英字紙チャイナー・デーリーが伝えた。
それによると、解副主任はこの資金投入によって単位国内総生産(GDP)当たりエネルギー消費が2015年末までに2010年の水準より16%減少するとしている。報道によると、昨年までの5年間に単位GDP当たりエネルギー消費は19・1%減少した。
解副主任は、循環型経済プロジェクトを推進し、今後5年間に包括的資源利用モデル拠点を100カ所建設し、5省(一級行政区)8市で低炭素パイロット・プログラムを実施すると述べた。