9月29日、世界第二位のモバイルネットワークと設備メーカーである中国の華為(以下、Huawei社)は、日本のソフトバンクとTD-LTEモバイルネットワーク建設に関する契約を締結したと発表した。初めて公にこの情報を認めたことになる。
この日、中国の証券日報は中興通信への取材を行い、中興通信とHuawei社の両社が協力してソフトバンクの4G回線の建設を行うという事実を確認した。
中興と華為は今後も協力関係を続けるのか?
これまでHuawei社はソフトバンクからTD-LTEの主要な戦略的パートナーとされ、独占で日本の中心エリアのネットワーク建設を行うことになっていた。これには、東京、大阪、名古屋などの大都市圏が含まれ、合計数万の基地局が作られる。このネットワークは日本の人口とエリアの90%以上を網羅することになり、これまでで世界最大級のTD-LTEビジネスネットワークとなる。
だが、状況は変化しているようだ。中興通信によれば中興と華為が共同でソフトバンクの4G回線を建設することは間違いない。
9月29日、日本のソフトバンクCEOの孫正義氏は、ソフトバンクが数千億円を引き続き投資し、サプライヤーと共同で新しいネットワークを構築する予定であることを明かしている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2011年9月30日