今世紀最初の全面改良型旅客機
東京時間28日9時、青と白に塗られたボーイング787が羽田空港に現れた。100を超えるメディアのカメラレンズが着陸する様子を追うなか、ジェット機は静かに着陸した。787は、アメリカ現地時間27日の午前にワシントン州シアトルを飛び立ち、10時間余りの飛行を経て東京に到着した。
ボーイング社の会長、社長兼CEOであるジム・マックナーニ氏は受領式の席上で、「ドリームライナー787は、50年以上前にボーイング707が旅客機ブームを作りだして以来、最大のイノベーションである。これは21世紀の最新ジェット機だ」と述べた。