ヤフー株放出の情報が絶えない中、アリババが初めて公式に買収の意欲を表明した。アリババの広報担当者ジョン・スペリッチ氏は、アリババグループCEOのジャックマーがヤフーの買収に対して「非常に興味がある」という明確な意欲を公にしたと発表した。
「アリババはヤフーにとって重要であり、ヤフーもアリババを重視している。」とアリババCEOのジャックマーは先日、米スタンフォード大学の講演でヤフー買収への意欲をはっきりと表明した。彼は取材にも応じ、ヤフー全体の買収に「非常に興味」があり、ヤフーと交渉中であるといっている。
今年、9月ヤフーの取締役会で元CEOのキャロル・バーツ氏が解任されたことを受け、アメリカメディアの間ではジャックマーが時期CEOとして最も好ましい人選であると言われている。同時に、ヤフーはすでにマイクロソフト、ニュースコープ、プライベートエクイティファンドのシルバーレイクなどと買収契約を受け入れたとの情報も漏れている。だが、これについて当事者は誰も態度を明らかにしていない。