世界の国・地域で法人税がないのはどこか。利益の3分の1を政府に納めているのはどこか。米経済誌「フォーブス」はこのほど、世界の法人税の税率ランキングを作成した。それによると、日本は世界で法人税が最も高い国で、中国大陸は「中の上」レベルであることがわかった。
日本の法人税は40%で、実効税率は現地企業が37%、大手多国籍企業が38%と、いずれも世界で最も高い。その次に高いのは米国だ。
中国大陸は2008年に税率が25%に引き下げられ、現地企業、多国籍企業ともに実効税率は22%前後となっている。この税率は日本、米国、イギリス、ドイツ、フランス、オーストラリアより低い。
ランキングによると、バハマ、バミューダ、ケイマン諸島には法人税がないが、その代わりに、企業はその他の税金を納める必要がある。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2011年10月8日