韓国の商業圏構造を変える中国人観光客
東大門市場でも中国人観光客のブームが起こっている。東大門斗山塔の状況を見ると、1日平均で5500人の海外からの観光客が訪れているが、そのうち中国人観光客が約4000人を占める。斗山塔市場の販売担当者は「数年前は東大門一帯の観光客は日本人が60%を占め、中国人はわずか30%しかいなかったが、今では状況が逆転している。日本人観光客は主にネックレスなど1万ウォン以下の物を買うが、多くの中国人観光客は一回で5万ウォンから10万ウォンの衣料品10数点を購入する。消費金額だけを見ると、中国人観光客は日本人観光客の数倍に達している」と語る。
新世界百貨商店市場開発本部の張部長は「中国人がよく訪れるルートに基づき、商業圏は江北から江南や江西へと徐々に拡大している。中国人観光客が韓国のショッピング地図を変えつつある」と語っている。
「人民網日本語版」2011年10月9日