中国の国内総生産(GDP)は2010年に初めて日本を超えた。経済発展だけでなく、革新発展を絶えず推し進め、「中国製造」から「中国創造」への発展に力を入れ、中国企業の海外投資を奨励し、国際化レベルを高め、世界ブランドとなったことも称えるべきだろう。トヨタやホンダ、三菱、スズキ、日産、日立、東芝、ソニーなど日本の多くの有名企業は中国に工場を建て、巨額の利益を得て知名度を高め、中国の消費者からも支持されている。それだけでなく、雇用を促進し、中国経済にも貢献した。
中国経済の台頭に伴い、中国企業も絶えず発展している。2011年の「フォーチュン・グローバル500」にランクインした中国大陸企業(台湾を除く)は61社で、前年より15社増加した。ランクインした中国企業は8年連続で増加しており、すでに日本を上回り、米国に次ぐ2位となっている。長年の努力と発展を経て、建築機械、通信、太陽電池など日本が得意とする分野で、中国企業の競争力は日に日に高まっている。