孫文を支援して辛亥革命を実現させた功労者・宮崎滔天の出身地である熊本県荒尾市は、辛亥革命100周年を機に、中国大陸部および台湾の観光客誘致を実施していく。現地の大学で留学中の中国大陸部および台湾の留学生が、モニターツアーの対象となった。日本新華僑報網が報じた。
同市は9月27日-29日の3日間、九州大学などで学ぶ中国大陸部出身の留学生6人と、台湾出身の留学生2人を招き、モニターツアーを行った。
留学生らは荒尾市や福岡県大牟田市等を訪れ、宮崎滔天が暮らした場所などを巡り、宮崎兄弟資料館を参観した。また世界文化遺産への申請を予定している万田坑、旧三井港倶楽部など孫文が1913年に立ち寄った施設を見学した。