アメリカ貿易商会など50を越える団体がアメリカ上院が可決した対中制裁法案に反対の声を上げた。
アメリカ上院が可決した対中制裁法案は、中国政府だけでなく、アメリカ国内からも批難を浴びている。
反対の姿勢を示したオバマ
アメリカのオバマ大統領はすでに、この法案に反対すると表明している。オバマ大統領は、「中国とアメリカの貿易摩擦は強まっているが、上院が可決した対中法案は、国際貿易ルールに反している。」と述べた。また、オバマ大統領は、経済の競争力や就職率を向上させるためにどのような措置をとるにしろ、国際的なルールに従わなければならないとの見方を示し、一つの法案によって、世界貿易機関(WTO)からの支持が得られないような状況が生まれるべきではないとした。