19日開かれた国務院常務会議で、「鉱物資源探査突破戦略行動要綱(2011~2020年)」が採択された。要綱は、経済の成長に必要な資源保障と産業支援を提供する方針を示したものである。今回の採択により、今後、鉱物資源分野での飛躍を目指した鉱物資源戦略地区や鉱物資源備蓄体系の整備などが実施される。
国土資源部の関係者はこの戦略に関して、「計画では8年から10年の期間をかけて、資源産業の西部への移行や海域と国外における資源の開拓、エネルギー資源備蓄体系の構築などを実現する」と明らかにした。
要綱では、次のような行動指針が示された。(1)基礎的な地質調査と研究を強化する。(2)未採掘の資源を発見し、探査開発の見通しを明らかにする。(3)新たな鉱物資源地区を発見する。