インドの製造業はいまだ中国より9年遅れ

インドの製造業はいまだ中国より9年遅れ。 インドの大学が開発に参与した世界最安タブレット端末「アーカッシュ(Aakash)」が今月初頭に発売された。たったの35ドル(約2700円)である…

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発信時間: 2011-10-25 11:29:21 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

インドの大学が開発に参与した世界最安タブレット端末「アーカッシュ(Aakash)」が今月初頭に発売された。たったの35ドル(約2700円)である。インドはこういった安価な商品で天下をとりたい考えだが、英国の『エコノミスト』誌には、技術基盤がなく教育普及率も低いことを指摘されている。

古くから中国は「龍」に、インドは「象」に例えられる。インドの大象が身を粉にして龍に追いつこうとしている傍らで、しかし中国も製造業のモデルチェンジを図るべく努力を惜しんでいない。

中国社会科学院の南アジア問題研究員の劉小雪氏によると、インドの製造業が近い将来に現在の中国の水準に達することは考えにくく、この時期がまさに中国の製造業にとって構造転換の絶好の機会となるという。

英国の著名経済誌『エコノミスト』は、製造業に関して中国とインドの差を知りたいならば、両国の製造業従事者の収入を見てみればいいと端的に指摘する。同誌では、インドの平均的製造業従事者の収入として3200ドルという数字を挙げ、「これは中国より9年遅れている」とされている。

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