中国外国為替取引センター(中国外匯交易中心)がまとめた最新のデータによると、25日に人民元の対米ドルレート基準値が1ドル=6.3425元となり、人民元相場の再改革スタート以来の記録をまたもや更新した。新華社のウェブサイト「新華網」が伝えた。
中国人民銀行から権限を授与された同センターによると、2011年10月25日の銀行間外貨取引市場における人民元の各通貨に対する基準値をみると、米ドルが1ドル=6.3425元、ユーロが1ユーロ=8.8218元、日本円が100円=8.3262、香港ドルが1香港ドル=0.81553元、英ポンドが1ポンド=10.1388元、人民元1元=0.49202マレーシアリンギット、人民元1元=4.8100ロシアルーブルとなっている。
前営業日24日の人民元対ドルレート基準値は1ドル=6.3549元だった。
24日から一夜明けた25日、欧米の株式市場は全面高の展開となり、市場のリスク選好の傾向が改善された。この影響により、外国為替市場では米ドルが引き続き弱く、人民元の対ドルレート基準値は5営業日連続で上昇して再改革スタート以来の記録を再び更新した。
「人民網日本語版」2011年10月26日