報道によると、ロッテ免税店でもこうした状況がみられる。昨年の消費の割合は中国が35%、日本が65%だったが、今年は中国が50%、日本が45%に変化したという。
報道の分析によると、中国の消費の割合が激増したのは、中国人のショッピングでは腕時計やジュエリーといった高額商品を購入する率が高いこと、同じ売り場に複数の商品があった場合は単価が高い商品を買う傾向があることが原因だという。
また報道によると、中国人がぜいたく品ブランドのカルティエを好むことから、免税店売上高ランキングのカルティエの順位が昨年の10位から今年は1位に上昇したという。
新羅免税店の責任者によると、中国人の消費パワーが高まるのに伴い、中日の観光客の消費の割合が大きく逆転した。同免税店は現在、中国語が話せる従業員の採用を増やしており、中国の消費者をより多く呼び込みたいとしている。
「人民網日本語版」2011年10月26日