ACP1000は中核集団が自社開発した100万キロワット級の第三世代原子炉技術であり、中国の原子力発電分野における30年の努力の結晶である。中核集団は10月19日、核動力院が召集したACP1000の関連会議において、同技術が研究デザインの段階から、工程設計の段階に移行したと発表した。
中核集団の呂華祥副社長は会議で、「ACP1000は中核集団の『強大、優秀、世界一』という戦略発展目標を具現化したものである」と述べた上で、ACP1000の開発について次のような提案をした。
1. 各分野がACP1000建設のために、尽力し貢献する。
2. 各種問題をすばやく解決するために、行政管理と技術の政策決定システムを強化し、整った行政管理方法と政策決定システムを構築する。
3. 研究デザインには開放的な考えと協調性が大切であり、知的財産権の保護をベースにしつつ、国内外の研究機関の助けを借りる。