4. 品質の安全確保を前提として、研究と開発の進度を速める。市場での優位性を勝ち取り、原子力エネルギーの平和利用を推進する。
中核集団の李暁明社長補佐もACP1000の開発について、「ACP1000建設の推進を加速し、競争力をもつ中核集団のブランドをいち早く開発すること」「国内外の市場を十分に活用し、ACP1000技術の「以外促内、以内促外」(海外市場と国内市場が相互に促進しあう)戦略を成功させること」「研究と建設の計画に真摯に取り組み、研究計画の進度と開発の進度をうまく調和させること」の重要性を強調した。
調べによると、ACP1000は中核集団の重要開発項目であり、同社の海外進出戦略の重要なステップに位置づけられている。ACP1000は加圧水型炉で、福清原発5号機、6号機の熟練の技術をベースに、第三世代原子力発電の先進設計理念を取り入れている。また、福島原発の事故を教訓とした改良を加え、能動的+受動的安全機能を備えた冷却設備と2層構造の格納容器を備えている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2011年10月28日