中国医薬工業科学研究開発促進会の宋瑞霖執行会長は11月1日、中国のバイオ医薬品の市場規模が2015年に1000億ドルになると予測した。
向こう5年間に、世界の医薬品販売が3%-6%の伸び率を維持し、2015年には1兆1000億ドル規模になる見込み。バイオテクノロジ-応用医薬品の売上高は引き続き15%以上という医薬品全体の2倍超の高い伸び率を維持することになるという。
宋瑞霖氏によると、世界では100余りのバイオテクノロジ-応用医薬品が市場で販売されているほか、400余りのバイオテクノロジ-応用医薬品が臨床研究を終え市場に投入されることになっている。
2010年の世界上位20位以内の販売好調医薬品の中で、バイオテクノロジ-応用医薬品は7つを占めた。2020年には、世界のバイオテクノロジ-応用医薬品売上高が医薬品売上高全体に占める割合は3分の1以上となる。中国のバイオテクノロジ-応用医薬品の市場規模は2015年に1000億ドルに達する。
また、中国の『医薬工業十二・五発展計画(討論稿)』では、バイオテクノロジ-応用医薬品が5つの主要発展目標の1つとなっている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2011年11月2日