中国外交部の公式サイトによると、中国人公務旅行客を狙った窃盗が近頃フランスで多発している。在フランス中国大使館は、フランスを訪れる中国の旅行客に注意を促し、窃盗にあった場合は迅速に通報し大使館に報告するよう呼びかけた。
10月23日夜、中国の公務旅行客がパリ北部セーヌ=サン=ドニ県の中華レストランで食事中に強盗2人に襲われた。リュックを奪い去られ、現金やパスポート等の物品を紛失した。
10月28日、別の出張団がフランス南部でハンドバッグを紛失し、中にはパスポート等の身分証明証が入っていた。
在フランス中国大使館は、フランスを訪れる公務旅行客に対し、以下のように安全注意を促した。
一、公務で外出の際には安全に留意し、互いに配慮する。
二、パスポート等の貴重品の保管に注意する。
三、駅や地下鉄は事件発生率が高いため、警戒を教化する。
すりや強盗にあった場合、迅速に通報し大使館に報告すること。
「人民網日本語版」2011年11月2日