◆中国人、米住宅購入の7割がロサンゼルスに集中
同報告書によると、外国人購入者の住宅購入地は、フロリダ州が31%、カリフォルニア州が12%、テキサス州が9%、アリゾナ州が6%と集中した。
外国人購入者の好みはそれぞれ異なっている。欧州の購入者は米国東部地区を選び、南アメリカの購入者は南部の各州を選んでいる。アジアの購入者の間では、西部のカリフォルニア州の人気が高い。
同協会のロナルド・フィリップス主席は、「中国人購入者の7割は西海岸のカリフォルニア州ロサンゼルスを選択し、ニューヨークとマイアミが続いた」と指摘した。
華人は特定の場所に集まり、コミュニティーを形成する傾向がある。例えば各地の中華街では交流が盛んだ。
また中国人購入者は、気候や経済面の要素を重視している。気候が適した観光地や、経済が発達した世界一流の大都市は、中国人にとって魅力的だ。