インド、中国電力設備に対する関税導入へ 専門家批判

インド、中国電力設備に対する関税導入へ 専門家批判。

タグ: 中国電力設備 インド 関税導入

発信時間: 2011-11-03 13:23:51 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

中国はインド最大の貿易パートナーとなっている。税関総署のデータによると、今年1月から10月の対インド輸出総額は前年比26%増の545億ドル、輸入は前年比8.9%図の372億ドルだった。その内、電力設備など機械工業製品は対インド輸出の主力製品である。

「これは場当たり的な政策であり、長期的な問題を解決するものではない。」中国社会科学院国際政治・経済研究所国際貿易研究室の宋泓主任はこのように述べた。実際、インド国内の電力供給は追い付いておらず、インドメーカーだけでは成長する市場の需要を満たすことはできない。宋泓主任は、関税の導入について、「中国にもインドにも利益のないこと」と批判した。また、宋泓主任は、「インドにはまだ基本条件が備わっておらず、製造業を成長させるためには大量のインフラ投資や長期的な人材教育などが必要である」と述べた上で、「インドが場当たり的に貿易の制限を決めれば、長期的な発展問題は解決できない」と述べた。

 

「中国網日本語版(チャイナネット)」2011年11月3日

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