予想
10月のCPI伸び率は6%以下に
交通銀行金融研究センターの唐建偉高級マクロアナリストは、これまでCPIを押し上げていた一部食品の価格上昇率が縮小し始め、近ごろの欧米の債務危機により国際市場の大口商品価格が調整期に入ったことから、中国の輸入型インフレ圧力は弱まる可能性があると予想した。この予想に基くと、10月のCPIの前年同期比伸び率は5.3%から5.5%になる見通し。
中国国家発展改革委員会の彭森副主任は27日、2011年中国価格フォーラムで「中国の物価は高水準で推移しているが、全体的にコントロール可能である。年内に物価の転換点が現れる特徴が確認でき、10月と11月のCPI伸び率は5%以下に抑えることができるだろう」と述べた。