メリルリンチのグローバル金利・金融研究主管のDavid Woo氏は昨日、「早ければ来年の第2四半期に、中国大陸部で金利引き下げが2回に渡り実施される」と述べた。京華時報が報じた。
同氏は、「中国は事実上、金融緩和に向かいつつある。過去3カ月間の貸付金増加がその兆候だ。中国人民銀行は来年の第2四半期より金利を2回に渡り引き下げるだろう(1回当たり0.25%)」と続けた。
同氏は、「中国経済は現在、全体的にソフトランディングの情勢を見せている。仮に世界経済が低迷に陥り、欧州債務危機が悪化し、米国経済が停滞すれば、2013年にハードランディングが発生するリスクが高まる」とまとめた。
「人民網日本語版」2011年11月6日