また汪民副部長は、「民間資本に引き続き鉱業権市場を全面的に開放し、鉱物資源の価格形成メカニズムと開発の利益配分メカニズムを整備する必要がある」と述べた。
国土資源部地質調査局・開発部門の徐勇主任は、2012年の地質調査について、来年は銀額盆地、柴達木(ツァイダム)盆地、中・上流揚子地域、松遼盆地とその周辺、黔中隆起とその周辺、羌塘盆地などの天然ガスの基礎地質調査を強化することを明らかにした。また、マンガン、ニッケル、すず、クロム、モリブデン、銀、硼素、リチウム、硫黄、蛍石、炭酸マグネシウム鉱、重晶石の12種類の鉱物資源の潜在力を引き続き評価し、中国の資源について明確にする。
華北地域のある地質調査院の責任者は記者に対し、「ここ数年の中国における鉱物資源の探査の強化は資源の緊迫状態を緩和する働きがあるが、それには段階がある。短期的に見て、中国における銅や鉄などの主要鉱物資源の不足状況はすぐには改善されない」と述べた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2011年11月7日