鉄道部統計センターがまとめたデータによると、今年1-10月に全国鉄道路線の旅客輸送量は15億9864万人に達して、前年同期に比べて1億6073万人(11.2%)増加した。貨物輸送量は32億7137万トンで同2億4506万トン(8.1%)増加した。
年初以来、鉄道部門は重点物資の輸送を「国民生活を保ち、重点を保ち、安定を保つ」ための政治的任務と位置づけて取り組みを進め、累計で石炭18億7879万トン、石油1億1206万トン、穀物7915万トン、化学肥料・農薬7069万トンを輸送した。
同部は次の点を強調する。旅客輸送については、各鉄道局は重点的な旅客の流動に対する対応を特にしっかりと行い、新疆ウイグル自治区での綿花採取作業に従事した出稼ぎ労働者の帰郷への対応を強化し、今年度の新兵・ベテラン兵の輸送への対応をしっかりと行う必要がある。これと同時に、各鉄道局は旅客サービスのキャンペーン「創先争優活動」に関する段階的計画を踏まえて、各種の重点作業の実施を深いレベルで推進する必要がある。貨物輸送については、各鉄道局は適切な措置を取って、輸送効率を高めると同時に、輸送力をスライドさせて発電用石炭、季節的な農業関連物資、穀物といった重点物資の輸送を保障し、「5つの優先」(計画の優先、空き列車割り当ての優先、列車への積み込みの優先、輸送の優先、通過の優先)の原則を厳格に実施する必要がある。
「人民網日本語版」2011年11月7日