世界的に有名な会計事務所のアーンスト・アンド・ヤング(EY)は北京で8日、向こう2~3年の中国の海外投資は年間20~30%の速さで増加し、中でも資源関係の分野に投資が集中するとの予測を発表した。
アーンスト・アンド・ヤングの統計によると、2010年の中国の海外直接投資(FDI)は世界5位の688億1000万ドルに達した。向こう2~3年の中国の海外投資は年間20~30%の速さで増加する見通しだという。
また、2010年の中国の各産業の海外M&A(合併・買収)は72件、2011年1~9月は57件だった。中でも資源関係の分野(エネルギーおよび採鉱)で取引が多く、この傾向は今後も続くと見られる。