ブルームバーグは、「米ゴールドマン・サックス・グループは中国株の買いを推奨した。融資条件緩和と政府による中小企業支援策を受け、中国経済が今後数四半期にわたり『トレンドに近い』成長に戻ると予想している」と報じた。
ゴールドマンサックスのストラテジストは顧客向けのリポートで、「我々は中国株を薦める。市場はハードランディングの動きから、政策主導の緩和と景気再加速を図る動きへとシフトが続くだろう」との見方を示した。
ゴールドマンサックスは、米S&P500種株価指数が相対的に出遅れていることを理由に、ハンセン中国企業株(H株)指数の銘柄を選好している。H株指数の年初から現在までの下落率は、シンガポール時間午前10時41分現在でマイナス15%。これに対しS&P500種はマイナス0.4%。