融資条件の緩和や増値税・営業税の基準の引き下げなど、政府が発表した小企業支援策により、先月の中国株式は反響が大きく、H株指数は18%上昇した。
国家統計局と中国物流購買連合会がまとめたデータによると、製造業は先月やや鈍化。PMI(製造業購買担当者景気指数)の下落をうけ、人々はインフレ率と経済成長率の低下により、政府が2年続けた緊縮政策をやめるのではないかと推測し始めている。
同社のストラテジストは「最近の購買担当者指数(PMI)が一層明確に示すように、中国経済は明らかに減速した。しかし、緩やかな減速にとどまっており、今後数四半期はトレンドに近い成長を回復するとみている」との見方を示した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2011年11月9日