経済発展の新たな原動力として、サービス貿易がこれまでになく注目されている。「綱要」では特に、サービス輸出を促進、サービス業の対外開放を拡大し、サービス貿易の国外貿易全体に占める割合を高めると明記している。
商務部の仇鴻部長補佐はこれまでに、「製造業とサービス業の一体化した成長の加速にともない、サービス業とサービス貿易分野では新たな需要や業務形態が生まれている。したがって、サービス貿易の発展は新たな経済成長分野の開拓に有効である」と述べた。
調べによると、商務部はサービス貿易を法的に保障するため、「サービス貿易促進条例」の発表を検討しているという。この条例には、サービス貿易の発展をサポートする財政税収や金融支援策の制定と整備、サービス貿易特別基金の検討と設立、サービス貿易輸出への資金援助の強化などが盛り込まれる見込みである。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2011年11月9日