青島国際イノベーション・パーク1期企画効果図
「第12次5カ年計画」の最初の年に、中国の沿海諸省は次から次へと青い経済の発展を目指している。先般、青島市は中国の「ブルー・シリコンバレー」を作る過程を公表した。海によって生存し、海のおかげで台頭している青島市は青い経済発展のチャンスに直面し、中国が深海域へ向かい、海洋資源を科学的に開発、利用し、科学技術によって海を振興することをナビゲーションする「フラッグ・シップ」を構築しつつある。
閉幕したばかりの2011中国・青島青い経済発展国際サミットで、中国共産党青島市委員会書記の李群氏は基調発言の中で、青い経済は海洋資源を開発するための、そして海洋空間に頼っておこなう生産活動を含み、海洋資源と海洋空間を開発するための直接的または間接的な関連サービス産業も含むものであると語った。青い経済は海洋経済と密接な関係があるが、カバーする範囲は海洋経済よりさらに広い。青い経済はもっと高いレベルの海洋経済で、持続可能な海洋経済であると言ってもよい。
関係者によると、中国の当面の青い経済の発展は科学技術の面でまだいくつかの 「いたらない点」が存在している――多くの地区では、海洋資源の開発利用はやはり浅海域に限られ、海洋産業の形態はかなり伝統的なもので、海洋利用の行為も比較的に粗放で、新しいタイプの海洋経済の形態へ転換し、集約的な海洋利用へモデル・チェンジし、深海域、遠海域に向かうものでなければならない。