外国メディアによると、中国の経済成長が減速傾向にあることを受け、国際エネルギー機関(IEA)は、2012年の中国の石油需要見通しを下方修正したことがわかった。また、インドの石油重要見通しについても、中国とほぼ同じ幅の下方修正を行った。
IEAは石油市場月報の中で、中国の経済成長の減速と需要の動きは、中国経済が向こう18カ月内に減速するという同機関の見方と一致していると示した。
今年第3四半期の中国の国内総生産(GDP)成長率は前年同期比で9.1%となったが、前月比では第2四半期の9.5%、第1四半期の9.7%よりやや縮小した。インドについては、第2四半期の経済成長率は7.7%で、過去6カ月の最低となった。