文字 ホーム > 経済

発信時間： 2011-11-15 15:26:59 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

海外投資を積極的に引き入れる一方で、投資移民が押し寄せており、中米両国の資本の流れに微妙な変化が現れている。

中国の人材の海外流出は約80万人

投資移民を引き入れ、低迷する不動産市場を活性化させるため、米国で50万ドル以上の住宅を購入した外国人に居住ビザを発行する提案が米国会に出された。その理屈は非常に簡単である。まず、住宅需要が極度の飽和状態となっている中、移民の力を借りて過剰な在庫を消化し、不動産市場の回復を刺激することができる。また、50万ドルで米国の永住権（グリーンカード）を取得しても直接仕事を探すことはできないが、消費を促し、消費低迷による行き詰まりを打破できる。

世界で移民ブームが起きているが、中国の海外移民は近年、拡大傾向にある。中国社会科学院が2007年に発表した『全世界政治と安全』報告によると、中国は世界最大の「移民輸出国」となり、知識人の流出も世界最多となっている。1978年以降に海外留学した中国人は107万人に上るが、そのうち帰国したのはわずか27万5000人で、4分の3近くの人材が海外に流出している。

 

日本人フルタイムスタッフ募集
「中国網日本語版（チャイナネット）」の記事の無断転用を禁じます。問い合わせはzy@china.org.cnまで

友達に教える|印刷|お気に入りに登録|ページトップへ戻る

コメント

コメントを書く