中国国家質量監督検験検疫総局はこのほど、今年7、8月の不合格輸入食品および化粧品を発表し、多くの有名企業が名を連ねた。新華網が報じた。
ラク河双匯進出口貿易有限責任公司が7月にデンマークより輸入した冷凍豚頭から、サルモネラ菌が検出された。現在は無害化処理が完了済み。益海嘉里(青島)貿易有限公司がエチオピアから輸入したゴマに、カビが生えていた。現在、カビが生えた製品は処分済み。コカ・コーラ飲料(上海)有限公司が、トルコの現地法人から輸入したみかんの缶詰とオレンジジュースに、包装の不合格や違法輸入の問題があった。現在は処分済み。
北京同仁堂健康薬業股フン有限公司が、8月にマレーシアから輸入したツバメの巣から、亜硝酸塩が検出された。現在は返品済み。
中国国家質量監督検験検疫総局は、今回発表された不合格食品・化粧品に関する情報は、輸入を行った港の検査当局による検査の際に発見されたもので、法に基づき返品・処理・その他の用途での使用を行っており、中国国内市場で販売されなかったとした。
「人民網日本語版」2011年11月16日