権威筋によると、「通信業十二・五発展計画(意見募集稿)」(以下、「計画」)の策定が最終段階に入ったという。工業情報化部の認可が下りれば、年内にも発表される。「計画」は「十二五(第12次五か年計画:2011-2015)」期間中に、基本通信業務の成長に依存する現在の段階から、情報サービス業や端末メーカーなど川上・川下を含めたすべての産業チェーンが発展する段階へと移行すると明記した。
権威筋によると、「計画」の最終稿は、「各分野の収入を1兆5000億元、投資総額を2兆元にする」と明記、さらに発展目標に関して、「情報サービス業と通信設備メーカーの発展を促進し、スマート端末産業の全面的なレベルアップを図る」とした。
「この修正の内容は、電話やメールなど基本的な通信業務に依存する通信業の現況を打開することを主な目的としている。『十二五』期間中に情報サービス業や端末製造業などを通信業の柱に成長させ、通信業をさらに多様化し、健全な発展を図るのが狙いだ」。権威筋はこのように述べた。