10月末までに風力発電の設備容量(発電できる最大能力)は前年同期比60.9%増(1481万キロワット増)の3913万キロワットに達した。1-10月の6000キロワット以上の風力発電の発電量は582億5000万キロワット時で前年同期比56.87%だった。中国電力企業連合会は、風力発電への投資が減少したことについて、上半期において風力発電事業の批准が遅れたことが原因だとした。一方、風力発電の設備容量が増加したことに関しては、着手されていない風力発電事業の数が大幅に減ったためと説明した。
そのほか、中国電力企業連合会のレポートによると、全国発電設備の累計平均利用時間は3971時間。そのうち、水力発電設備の平均利用時間は前年同時期より379時間少ない2639時間で、「十一・五(第11次五カ年計画、2006-2010年)」期間以降、最低の水準となった。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2011年11月22日