対日BPO業務の見通し明るく
中投顧問IT業界担当の王寧遠研究員は取材で、「クラウドコンピューティングは今後注目に値する情報技術産業で、今後の成長ポテンシャルも大きい。ただ、業界の発展状況をみると、コア技術と資金援助の不足がソフトウェア業界の足を引っ張っている」と述べた。海隆ソフトウェア公司を例にとってみると、対日BPO(ビジネスプロセスアウトソーシングサービス)業務は好調であるが、BPO業務への依存度が高く、コア技術を創出できていないなどの問題が長期的な発展に不利な状況を与えている。
これに対し、王寧遠研究員は「BPO業務の成長によって、企業には長期の発展を支える資金ができる。企業は対外投資の拡大や買収、合併などの方式で、コア技術の育成を進めるべきだ。」との見解を示した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2011年11月23日