胡主席:国交のある最後進国にゼロ関税を実施

胡主席:国交のある最後進国にゼロ関税を実施。

タグ: 中国ゼロ関税

発信時間: 2011-11-23 16:23:26 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

第6回主要20カ国・地域(G20)首脳会議が先般フランスのカンヌで開かれ、胡錦涛主席がスピーチを行った。

胡錦涛主席は、「今年に入ってからG20は食糧問題、インフラ設備、最後進国に対する関税減免優遇措置などについて重点的に議論してきた。これらはすべて中国が南南協力枠組み内で定めた発展途上国に対する重点支援分野と重なっている」と述べた。

食糧問題に関して、中国は2010年までに2国間のルートを通じて合計43億元の食料援助を行った。さらに干ばつと食糧危機に見舞われているアフリカ国家を支援するために、中国は合計5億3320万元の緊急食糧支援も行っている。インフラ整備に関して、中国は2010年までに発展途上国のインフラ建設事業632項目にたずさわった。また、2010年から2012年の3年間でアフリカ国家に対し、インフラ建設に向けた100億ドルの優遇性融資を提供する予定である。さらに2011年から2015年には、発展途上国に対し、クリーンエネルギーと環境保護などインフラ設備事業200項目の援助を行う予定である。

また、胡錦涛主席は、中国は関税の減免など多くの手段を用いて、発展途上国が中国に各種製品を輸出しやすくすると強調。胡錦涛主席は、「最後進国の発展を助けるべく、中国は南南協力枠組み内で、中国と国交のある最後進国製品の97%に対し、ゼロ関税政策を適用する」と述べた。

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2011年11月23日

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